SalesforceのSOQLのLIMITとORDER BYの使用例

Salesforce Object Query Language(SOQL)で `LIMIT` と `ORDER BY` を組み合わせて使用することで、クエリ結果のレコード数を制限しながら、特定の順序でソートすることができます。以下は、`LIMIT` と `ORDER BY` の使用例です。

1. レコードを特定の順序で取得し、結果のレコード数を制限する場合:

```sql
SELECT Name, CreatedDate FROM Account ORDER BY CreatedDate DESC LIMIT 10
```

このクエリは、`Account` オブジェクトからレコードを取得し、`CreatedDate` フィールドで降順にソートして、最初の10件のレコードを取得します。これにより、最新の10個のアカウントが取得されます。

2. レコードを特定の順序で取得し、ページネーションを実装する場合:

```sql
SELECT Name, CreatedDate FROM Account ORDER BY CreatedDate DESC LIMIT 10 OFFSET 20
```

このクエリは、`Account` オブジェクトからレコードを取得し、`CreatedDate` フィールドで降順にソートして、21番目から30番目までのレコードを取得します。`LIMIT` の後に `OFFSET` を指定することで、取得を開始する位置を指定できます。

3. 複数の条件でソートし、制限を設定する場合:

```sql
SELECT Name, CreatedDate FROM Account WHERE Industry = 'Technology' ORDER BY CreatedDate DESC, Name ASC LIMIT 5
```

このクエリは、`Industry` フィールドが 'Technology' であるアカウントを取得し、`CreatedDate` フィールドで降順に、そして `Name` フィールドで昇順にソートして、最初の5件のレコードを取得します。

`LIMIT` と `ORDER BY` の組み合わせは、データのソートとページネーションに役立ちます。必要に応じてこれらのキーワードを使ってSOQLクエリを調整できます。