Salesforceデータ型「地理位置情報」説明

Salesforceの地理位置情報とは、住所や緯度経度などの情報を含む特別なデータ型です。地理位置情報は、Salesforceの標準オブジェクトやカスタムオブジェクトで使用することができます。

地理位置情報フィールドは、住所や緯度経度の情報を1つのフィールドに格納することができます。これにより、Salesforceの地図機能などを使用して、地理位置情報を可視化することができます。

地理位置情報フィールドは、以下の2つのタイプがあります。

1. 標準の地理位置情報フィールド
Salesforceの標準オブジェクトには、標準の地理位置情報フィールドが用意されています。例えば、取引先オブジェクトのBillingAddressフィールドや、連絡先オブジェクトのMailingAddressフィールドがそれに当たります。これらのフィールドは、自動的に地図に表示されるように設計されています。

2. カスタムの地理位置情報フィールド
カスタムオブジェクトには、カスタムの地理位置情報フィールドを作成することができます。これらのフィールドは、住所や緯度経度の情報を格納するために使用されます。カスタムの地理位置情報フィールドを使用することで、Salesforceの地図機能などを使用して、地理位置情報を表示することができます。

地理位置情報フィールドには、以下のような特別な機能があります。

- 地図の表示: 地理位置情報フィールドを使用して住所や緯度経度の情報を表示すると、Salesforceの地図機能を使用して地図上に表示することができます。
- ルックアップ: 地理位置情報フィールドを使用して、別のオブジェクトと関連付けることができます。例えば、取引先オブジェクトと契約オブジェクトを関連付けることができます。
- ジオコーディング: Salesforceは、住所から緯度経度を自動的に取得することができます。これをジオコーディングと呼びます。

新規カスタマイズ項目

画面に表示

編集状態

東京駅の経度緯度を設定しました。

LINK数式項目の作成

数式内容

HYPERLINK("http://www.google.com/maps/search/?api=1&query=" + IF( LocationNum__Latitude__s < 1,"0" + TEXT (LocationNum__Latitude__s ), TEXT(LocationNum__Latitude__s ))+ "," + IF( LocationNum__Longitude__s < 1, "0" + TEXT(LocationNum__Longitude__s), TEXT (LocationNum__Longitude__s)),"Link")

 

Linkをクリックして、GoogleMap画面に遷移する。